先日、5歳になる娘(長女)がバスタブにiPadを落としてしまいました。。。お風呂場にiPadは持って行ってはダメ!!といつも注意していて、これまでは渋々ですが納得していました。でも今回は、ちょっと目を離したすきに持って行かれてしまい、気が付いたときにはバスタブに水没。。。щ(´□`)щ オーマイガーッ!!
初めてのことで正しい対処法が分からず、間違いだらけのことをしてしまい、結局ダメにしてしまいました。。。まだまだ問題なく使えていたのに、本当にもったい無いです。
そこで今回は、これからまた同じことをしないために、私がしてしまった間違いと水没した時の正しい処置についてご紹介します。
- iPhone/iPadを水没した時にやってはいけないこと
- iPhone/iPadが水没してから壊れるまでの間違った対処
- iPhone/iPadを水没した時の正しい5つの手順の処置方法
- お米を使ってiPhone/iPadを乾燥させる方法もあり!!
- まとめ
iPhone/iPadを水没した時にやってはいけないこと
これから紹介する間違いだらけの処置をしてしまうと、私のようにiPhone/iPadが故障してしまいます。くれぐれもこれらのことをやらないように気をつけてください。
電源を入れたまま(ON)にする
電源を切る(OFFにする)という発想がまったく無かったので、そのまま入れたまま(ON)にしてしまいました。電源が入っていると水でショートを起こしてしまいます。すると高い確率で致命的な損傷となり、データが消えたり、場合によっては2度と電源が入らなくなるなど最悪なケースに発展してしまいます。
これが故障した一番の原因ではないかと思います。画面が黒くなって表示されなくなり、中の基盤が損傷してデータも消えてしまいました。
水分を飛ばすためにiPhone/iPadを振る
すばやく水分を飛ばすためにとついついやってしまいがちですが、水分が内部で拡散し、水で濡れてはいけない場所にも届いてしまう可能性があるため、振ったり傾けたりすることはしてはいけません。
全然そんなことになるとは知らなかったので、思いっきり振りまくってしまいました。ただ丁寧に拭き取ることが大事なので、余計なことをしてはダメです。
充電器、PCなどで充電する
これも画面が黒くなって何も表示されなくなったので、充電が切れたのかもと思いついついやってしまいました。通電を行うとショートを起こす原因となります。そのため、完全に乾燥するまでは充電してはいけません。
ドライヤーで乾かす
早く乾かすには有効かもと思いがちですが、熱風にさらすことで基盤が熱でやられてしまうことがあります。また、ドライヤーでは内部に入ってしまった水分を取り除くことはできません。
さすがにこれは、少し違う気がしてしませんでした。考えが浮かびましたが、熱に当てるのは良くない気がしました。
電子レンジで温める
さすがにこれも本当に考える人がいるのか⁈と思ってしまいますが、実際にやる人がいるそうです。当然ですが、電磁波の熱で完全に壊れます。絶対にやってはいけません。
iPhone/iPadが水没してから壊れるまでの間違った対処
まず水没してすぐに取り出して、水分を拭き取りました。そのまま電源を入れたままで画面は見えましたが、音は聞こえなくなりました。そしてそのまま置いていたら、翌日には画面が黒くなり表示されなくなりました。
電源が切れたかもと思い、充電器に挿しても画面には変化はなく、ホームボタンを長押しして「 Siri(シリ) 」の反応があったので、電源が切れていないことの確認ができました。
その後、数日しても何の変化もなく画面も表示さないままなので、ネットで見つけた「 iPhone/iPadの修理店 」に持って行きました。そこでどの程度の故障なのかを確認してもらいました。
その結果、画面と中の基盤が故障していることが分かりました。修理代金は、画面の修理に100ドルと基盤の修理に100ドルかかるとのこと。色々と考えて、今回は修理しないことにしました。
iPhone/iPadを水没した時の正しい5つの手順の処置方法
水没した時に正しい処置をするのとしないのとでは、被害に大きな差がでてしまいます。場合によっては修理の必要もなく、復活させることもできます。
まず、水から取り出したら次の5つの手順の処置を行ってください。
1. 電源ボタンを長押しして、電源バーをスライドさせ iPhone/iPadの電源をOFFにする。*電源をOFFにできない場合は、そのままで大丈夫です。
2. カバーに水がしみ込んだり、内部への水の浸入を助長してしまう可能性があるため、カバーやアクセサリーを外す。
3. タオルなどで水分をよく拭き取る。このとき特に注意して拭くのがドック部分、ボリュームやホームボタンなど、内部への侵入がしやすそうな部分は念入りにする必要があります。面倒でも細部まで丁寧にふき取ることがiPhone/iPad復活のポイントになります。
4. SIMカードがあれば抜き取る。SIMカードが濡れてしまうとデータ通信や電話などの利用に支障が出てしまいます。
5. ジップロックなどの密封袋や容器に、iPhone/iPadと乾燥剤を入れてしっかりと乾燥させる。内部に水分が残っているまま電源を入れると故障の原因になるため、最低でも1日以上は乾燥させると安全です。
お米を使ってiPhone/iPadを乾燥させる方法もあり!!
突然の水没で家に乾燥剤がない時にオススメなのが、お米を使って乾燥させる方法です。海外ではこの方法を使い、実際にiPhoneを復活させることに成功した事例があります。用意するものもやり方もとても簡単です。
お米を使って乾燥させるやり方
用意するものは、次の2つです。
- ジップロックなどの密封袋や容器
- できる限り乾燥している生のお米
やり方はとても簡単で、まずジップロックにiPhone/iPadを入れます。そしてiPhone/iPadが完全に隠れるまでお米を入れて、そのまま丸1日置いておくだけです。
なお、その後に取り出してみて水分が残っていそうであれば、またジップロックに戻してさらに1日置いてください。
まとめ
iPhone/iPadをあやまって水没した場合には、正しい処置をして内部に入ってしまった水分を早めに取り除くことが大事です。そうすることで、故障することなく修理の必要もなくなります。
水没させないことがもちろん一番ですが、予期せぬ事態はいつ起こるか分かりません。その時に慌てず正しい処置をして、iPhone/iPadを守りましょう。