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カリフォルニアのゴミの分別とリサイクルについて調べてみました。

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カリフォルニアに引っ越して来てから、ゴミの分別が始まりました。
以前住んでいたテキサスでは、家庭ゴミの分別はしていなかったからです。


ただ、分別の基準がイマイチよく分からなくて、毎回悩んでしまいます。
そこで、これからは悩まずに済むように、カリフォルニアのゴミの分別について調べてみました。


カリフォルニア州では、リサイクルが義務付けられている

カリフォルニア州では、一般家庭からのゴミ排出量の半分をリサイクルするよう、各地方自治体に義務付けているそうです。どうもそれは、私たちが出すゴミの半分は、実際にリサイクルが可能だからということです。


今までのように分別しなければ全てがただのゴミでも、キチンと分ければ半分はリサイクルに回すことができるんですね。


地域によって分別のルールに違いがある

カリフォルニアでも住む地域によって分別のルールに違いがあるようです。


サンフランシスコでは、緑のゴミ箱「COMPOST(堆肥)」、黒のゴミ箱「LANDFILL(埋立て)」、青のゴミ箱「RECYCLE(リサイクル)」と分別しているそうですが、別の地域では可燃物と不燃物と大まかだったりするところもあるそうです。


私の地域では、「 LANDFILL(埋立て) 」と「 RECYCLE(リサイクル) 」に分別しています。そしてこの「 RECYCLE(リサイクル) 」には、ビンや缶、プラスチックや紙などをすべて一緒にして捨てています。

家庭から出る資源ゴミは、分別施設で選別されている

日本と違い、資源ゴミである「 RECYCLE(リサイクル) 」をすべて一緒にしているため、これで本当に分別する意味があるのかと少し疑問に思っていました。


しかし、Material Recovery Facilityと呼ばれるような分別施設で、数百人の人手によって、ガラスは色別に、プラスチックはリサイクルマークの番号ごとに、紙はそのタイプごとに選別されているということが分かり納得しました(´∀`*)


最後はやはり人の手による選別となっているので、リサイクルできるかを正しく判断したいと思います。また飲み残しや食べ残しのまま捨てたりせずに缶やビン、ペットボトルなどはキチンと洗い、段ボール箱などは平らにしてコンパクトにして捨てるようにしようと改めて思いました。


家庭内危険ゴミは、別に回収して処理される

アメリカでも、家庭内危険ゴミ(Household Hazardous Waste)があるんですね。


乾電池や蛍光灯、電球、中身の残ったペンキ缶や化学薬品などだそうですが、庭の肥料や殺虫剤、モーターオイル、車のバッテリー、アンモニアベースの洗剤、オーブンクリーナーなども危険ゴミに分類されるそうです。


アンモニアベースの洗剤があるなんて気づきもしませんでした。これからは少し気をつけてラベルを見るようにしてみます。


リサイクルに分類されるモノ

今回私が一番知りたかったことです。
これを参考に、これからは悩まずに分別できそうです(*´∀`*)


(カリフォルニア州トーランス市の場合)
ダンボール箱(平らにしておく)
シリアル、スナック類の箱
新聞、雑誌、書籍
ファックス、プリンター用紙
ジャンクメールと封筒
牛乳のカートン容器
アルミ缶、アルミ容器、ブリキ缶
ガラスびん、ガラス容器
プラスチック容器(コンテナ下部に1~7の番号と記載されているもの)
シュレッダーにかけた紙(紙袋やリサイクルできる袋に入れる)

ゴミの捨て方とリサイクルの仕方|アメリカ生活大事典|現地情報誌ライトハウス


アメリカのリサイクルマーク

リサイクルできるかどうかは、リサイクルマークがあるか無いかで判断できます。そこで必要になるのが、アメリカのリサイクルマークの表示の仕方です。日本とは違っていて、次のように表示されています。


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アメリカのリサイクルマーク


① プラスチック容器のコンテナ下部などのマーク
② 一般的なマーク
③ 使用されている成分の種類などが明記されているマーク


慣れるまでは少し戸惑ったりしますが、理解できるようになると表示されている場所も分かるようになって、選別もしやすくなります。